寡黙な発想屋。ナガマツです。

非常事態宣言の福岡県。5月6日まで休校中の娘と共に庭の草刈、花植え、畑の耕作。散歩のついでに山で山ほど筍採ったり、三密避けて不要不急でもないけど時々外に出てカントリーライフ楽しんでおります。

まだ、新しい教室には入ってないけど四月から三年生になった娘は少し前から生物に興味深々で、虫アミ振り回しております。
本当は犬が欲しいらしいのですが、犬や猫を飼うのはかなりの覚悟がいります。
引っ越しの多かった私も子供の頃、同様に犬が飼いたいと、捨て犬拾ってきては頭ごなしに怒られておりましたが、大人になった今、親たちの気持ちは良くわかります。随分困らせたものだと今さらながら反省します。

花畑の植え込みをしていた際。一匹のカエルを見つけた娘は「父ちゃん!捕まえて!早く!早く!」 カエルを捕まえ、小さな水槽に入れました。

娘にこのカエルは何というカエルか?エサは何か調べなさい。
と、何か調べる時だけ僕のスマホを僕の監視下で使わせています。
昔は家の百科事典で調べてもわからず、図書館に行って本を積み重ね、一日かかって得ていた情報も瞬時に手に入れることのできる凄い世の中になったのだなぁと昭和の小学生は感服いたします。

ヌマガエル!エサはダンゴムシとかミミズ!

カエルの身体と同じくらいのミミズを畑から捕まえて水槽の中に投入する娘。

「カエルの名前や餌がわかったならば調べさせてくれてありがとうと言って逃がしてあげなさい。」
そうおっしゃる父に、「嫌だ!私がちゃんと育てる!」と、逆らう娘。

子育ての苦労を微塵も知らぬ未熟者のハナタレ小僧が!

そこで、以前、実家から譲ってもらった甕を水草など植えビオトープにしたものにメダカを放してやるからカエルを逃がせ!と、条件を設けたところ

「わかった、だから早くメダカを放して!」「いや、そっちが先だ」

と、 昭和のドラマの人質交換みたいな駆け引のあと、要約、褐色の小型のカエルで、西日本の水田でよく見られる南方系のヌマガエルは野に放たれました。

今朝もビオトープの中で泳ぐ16匹のメダカに忘れず餌を与えてる娘は昨夜はメダカの雌雄の見分け方、餌の与え方、懐かせ方!?などを僕のスマホで調べ知識を広げたようです。

 

コロナ禍の春の中ですが、本来の春の命の息吹を積極的に触れてほしいものです。