寡黙な発想屋。ナガマツです。

先週末、僕と妻と娘と三人でJAが毎年行っている蕎麦打ち体験に行って参りました。夏の時期に畑に蕎麦の種まきから始まり、秋の収穫、そして、採った蕎麦を粉にしてこの時期に蕎麦を打ち食すというもので、昨年も同じ時期に蕎麦打ち体験をし、今年で二回目。

もう、手慣れたもんだぜ、と、タカをくくって参りましたが、いざ、やってみると、これが、全く一筋縄ではいかない、できない、覚えていない。

蕎麦粉に水を加え、水まわし、こねて、こねて、揉んで、揉んで。

先生!大変です!なんか変な形になってきました!

綿棒で丸めて、丸めて、薄く四角に、四角に。

先生!大変です!なんか地割れしてきました!

教えを頂く蕎麦打ち名人の先生の手を煩わせながらも、なんとか蕎麦らしくなってまいりました。

小1の娘といえば、信州信濃の新蕎麦よりもわたしゃ貴方の蕎麦がいい♪って、やたらと、私の傍で私が!私が!と纏わり、手を出し、口も出す。

父ちゃん、ちょっとどいて、私がやる!

父ちゃん!邪魔!

もう!父ちゃんが切った蕎麦、長い昆布みたい!!

胸に突き刺さるような ジャブ、ストレート、フック、アッパー等、様々な言葉のパンチを打ち続ける。

蕎麦を打ちに来たのに打たれっぱなしだぜ・・・真っ白に燃え尽きそうだぜ・・

で、燃え尽きた後の一杯の掛け蕎麦は、それは、もう絶品。極上の一杯。打った残りの蕎麦は、家に持ち帰り、昨日の夕ご飯になりました。

父ちゃんの昆布はうどんみたいで美味しいね。娘に褒められてるのか、貶されてるのか?それでも、年の瀬は暖かい蕎麦がいいね。

家族仲良くそばがいい・・・

皆さま、よいお年を